猫背
背中丸まっているよ。と言われてしまったり、
ガラスに写った自分の全身像をみてがっかりした。
なんてことをよく耳にします。
猫背は年齢に関わらず多くの人が悩んでいる姿勢の
ひとつです。
肩関節の骨格によって猫背になってしまう人も中には
いますが、大抵の場合は筋力不足や筋バランスの崩れが
原因となっています。
骨格を直す。つまり、骨を曲げることはできませんが、
あなたの姿勢の崩れが筋肉が原因の場合は改善することができるのです。
放っておくとどのようなことが起きるのか?
l 肩関節周囲の筋肉(腱)の圧迫
l 肩関節の可動域制限
l 肩の筋力の衰え
l 肩関節後方のはり
また小胸筋や首の筋肉が縮むことで血管や神経が圧迫されてしまいます。
それにより神経痛がでることもあります。
何で猫背になってしまうのか?その原因は・・・
l 胸筋の緊張または発達のしすぎ
l 背中の筋肉(菱形筋、僧帽筋中部・下部)の衰え
l 悪い姿勢になっている自覚がない
l 姿勢を保つ筋肉の疲労
l スポーツで良く前傾になる
様々な原因が考えられますが、
今までの経験によると背中の筋肉の衰えが最も気をつけるべき原因となっています。
背中の筋肉をしっかりと鍛えることが改善につながります。
どのように改善していくのか?
猫背の改善をするにはその原因となっているものを確認して直していく必要があります。
一般的には背中の筋肉の衰え、または胸の筋肉のはりのせいで猫背になっていることが多いです。そこで必要なのは、
背中の筋肉を鍛えて、胸の筋肉を柔らかくする。そしてその姿勢を保てるように正しい
姿勢を身体に覚えさせる。
ということが必要になります。1回で完ぺきに直ることはありません。
正しい姿勢になることはできますが、
筋力がつくまでは姿勢を保ち続けることは難しいと思います。
どのくらいの期間で良くなるの?どのくらい良くなるの?
1~3回のトレーニング×整体で正しい姿勢を身につけ、正しい姿勢をして帰ることができます。
姿勢を保ち続けられるようになるには少なくとも1~2か月はかかります。
ご自宅で簡単なトレーニングやストレッチをしていただける場合はもっと期間が
短くなります。猫背だったことがわからなくなるぐらいまで改善することができます。
(骨格が原因の場合は個人差があり、完ぺきに改善されるかは保証できません。)
日常生活に支障をきたすような関節の可動域制限や痛みは起こらないと思いますが、
背が低く見えてしまったり、実年齢よりも年をとっているように見えてしまうことが
あります。また痛みが出ない場合でも背中がはってしまうなどのことが起きますので、
早いうちに改善することをお勧めします。
グリーンベア 疋田洋平
* Picture from Evaluation of Orthopedic and Athletic Injuries:Second Edition
症状別改善例
グリーンベアはこのような症状に対応しています。
◇慢性的な腰痛・首や肩のこり
◇肩の痛み(四十肩)
◇術後で落ちてしまった体力と筋力の向上
◇骨が曲がることでの悪い姿勢
◇骨盤の歪みや足の長さが違う
◇運動不足や加齢で衰えた筋力の向上
◇足のむくみ、こむら返り
◇高血圧や持病で専門的な知識が必要なトレーニング指導
◇変形性股関節症による痛み
◇腰椎狭窄症やすべり症による腰の違和感
◇膝の痛み